平素はSPPM3.0をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
SPPM3.0 で提供しているウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス (以下、VBBSS)
にて発生した誤警告により、「不正ファイルではない正常なファイル」が隔離・削除され、
該当ファイルを利用する他のソフトウェアが使用できなくなっている可能性があります。
今回の誤警告は新しいパターンファイルにより復旧済みですが、
正常なファイルが隔離・削除されている場合、
管理者様と利用者様にて、後述の復旧方法を実施いただく必要があります。
■対象サービス
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス (VBBSS)
■誤警告とは？
「誤警告」とは、ウイルスに感染していないにも関わらず、
感染している旨の誤った警告が発生してしまうケースのことです。
■検出される不正プログラム
Backdoor.PHP.WEBSHELL.SBJSRMUAD
■概要
「不正ファイルではない正常なファイル」が、
脅威（今回の場合[Backdoor.PHP.WEBSHELL.SBJSRMUAD]）として検知され
VBBSSによって隔離や削除や駆除されてしまった可能性があります。
■対象お客様
・Windows PCでVBBSSをご利用のお客様
■誤警告発生バージョン
従来型パターンファイル 18.647.80 ～ 18.649.80 (従来型スキャンの場合)
ウイルスパターンファイル 18.647.00 ～ 18.649.00 (スマートスキャンの場合)
■対応済みバージョン
以下パターンファイルから誤警告が解消されています。
従来型ウイルスパターンファイル 18.651.80 (従来型スキャンの場合)
ウイルスパターンファイル 18.651.00 (スマートスキャンの場合)
(PCをインターネットにつないでいれば、自動で更新されます。)
■発生日
2023年8月21日（月） ～ 2023年8月23日（水）
※誤警告発生対象パターンファイルのリリース日から解消されたパターンファイルの
リリース日まで
■影響範囲
検出ファイルを隔離または削除している場合、
当該ファイルを利用するソフトウェアが使用できない可能性がございます。
■復旧方法
▼該当ファイルがVBBSSによって削除されてしまった場合
OS側で作成しているバックアップファイルや
お手元のバックアップファイルから復元してください。
または、当該ソフトウェアを再インストールするなどにより復旧してください。
▼該当ファイルがVBBSSによって隔離されている場合
以下の製品サイトを参考に、
隔離されたファイルを元の場所に戻すことができます。
https://success.trendmicro.com/jp/solution/1313055
ご参考：
◆誤警告が発生する原因に関して
◆Backdoor.PHP.WEBSHELL.SBJSRMUAD (脅威データベース)
今後とも SPPM3.0をよろしくお願いいたします。