平素はSPPM3.0をご利用いただき、誠にありがとうございます。
SPPM3.0のWindowsのデバイス管理において、
「VBBSS (ウイルスバスター ビジネスセキュリティ サービス)」Ver.6.7を
ご利用のお客様に向けて、2023年2月中旬より、トレンドマイクロ社によって
モジュールの署名が実施されます。
後述するOSをご利用のお客様は、ご利用のWindows のバージョンに応じて、
Microsoft Windows セキュリティパッチを”事前に”適用をお願いいたします。
■対象
下記のWindows OSでVBBSSをご利用のお客様
■影響を受けるOS
Windows 10 2004, 20H2, 21H1※
Windows 10 1909※
Windows 10 1809※
Windows 10 1507※
※これらのセキュリティパッチの大半は 2021年9月または10月に最初に導入され、
その後 Microsoft の毎月の累積更新プログラムに含まれております。
そのため、Microsoft セキュリティパッチを最新の状態にしているお客様は、
すでに該当のパッチを適用済みの場合があります。
■必要な作業(各OSの最小バージョン要件を満たしていない場合)
1. 上記のOSをご利用の環境にて、OSのバージョンをご確認ください。
以下製品Q&Aに記載した各OSの最小バージョン要件を満たしていない場合は、
2023年2月中旬以降にリリースするVBBSSのモジュールを適用する前に、
Windows セキュリティパッチを適用してください。
<製品Q&A>:
重要なお知らせ:2023年2月以降に公開されるトレンドマイクロのサーバおよび
エンドポイント製品、および関連モジュールに関する Windows の
最小バージョン要件について
https://success.trendmicro.com/jp/solution/000291910
※本製品Q&Aには本件に関連する重要事項を記載しておりますので
ご一読ください。
2.「信頼されたルート証明機関」にルート証明書「Microsoft Identity Verification Root
Certificate Authority 2020 」が適用されているかどうかご確認ください。
「信頼されたルート証明書」の自動更新が無効またはエアギャップ環境または
ロックダウン環境の場合、以下 URL に記載されているルート証明書
「 Microsoft Identity Verification Root Certificate Authority 2020 」を
適用してください。
https://www.microsoft.com/pkiops/docs/repository.htm
■必要な作業が行えなかった場合
2023年2月中旬以降にリリースされるVBBSSのモジュールを適用した後、
本来であればセキュリティエージェントが正常に動かなくなりますが、
これを防ぐため、トレンドマイクロ社にて下記の対策を行っております。
ただし、当該機能の副作用として、以下の事象が発生いたします。
【発生する事象】
①各OSの最小バージョン要件を満たしていない環境には、2023年2月中旬以降に
配信するVBBSSの修正プログラムがVBBSSエージェント側に適用されません。
※旧Buildの状態で動作し続けるため、ウイルスパターンファイルは
更新され続けます。そのため、セキュリティ対策機能は担保できます。
ご安心ください。
※ウイルス検索エンジンは修正プログラム内に含まれていますので
更新されません。その結果、新たな脅威への検出力低下への懸念が
今後発生する可能性があります。
② ①の結果、ネットワークトラフィックが増加し、ネットワークトラフィックの
帯域幅が圧迫される可能性があります。
※1時間置きに、1台あたり3MB前後の場合が通信が発生する可能性があります
③各OSの最小バージョン要件を満たしていない環境には、2023年2月中旬以降に、
新たなPCへVBBSSエージェントを新規インストールできない可能性があります。
この度はご面倒をおかけし誠に申し訳ございません。
その他、ご不明な点などがございましたら弊社サポート窓口までお問合せ下さい。
今後ともSPPM3.0をよろしくお願いいたします。